14回目の北海道〜再び湿原へ。手紙と写真で綴る旅行記

2001年9月21日〜23日

 

2泊3日でもなんでも構わないのである。何か日々の生活に閉塞感を感じ始めたら
里帰りするに限る。…って、私の里はナゴヤじゃないか(苦笑)。

私はいつも、旅先から日記代わりに何通かハガキを書いて自分宛に出す。
当然、自宅に帰っても旅の終わりの方に出した手紙はまだ届いていない。
何故かいつも全部が届くまで旅の途中のような気がする。

消印:北海道・塘路<タンチョウの絵入り>

すごい雨と風。どうなることやら…女満別は11C(原文ママ)。
とりあえず網走からJRにのり知床斜里へ。
Yさんはやっぱり元気にしていた。ゆっくり話すことができてご満悦。

再びJR。ず〜〜っと寝たりおきたりを繰り返すがなかなか着かない。
塘路へ近づくにつれ興奮度UP〜駅前にはずい分建物も増えたが
基本は変わらず。
いつのまにか晴れていた。
同室者の厚意により初めてかや沼(注1)の温泉へゆく。
いい風呂であった。
パイプ人(注2)がいたりナゾのドア(注3)があったりととまどうこともあったが…400円。

帰り、星がまたたいているのに気付く。
ミーティング後、星を見上げるとえらいことに…北斗七星の大きいこと!(注4)
やっぱり何回来ても感動するとうろ。明日はどこへ行こうかな。
あ、ヒルごはん食べるの忘れてた!!(笑) 知床斜里で「駅プレ」再発見!!(注5)

                                      2001・9・21  kin.

注1)
かや沼=「憩いの家・パーク茅沼」のこと。塘路から1駅北の茅沼駅の近くにある。ただ、汽車が1日8往復位しかないので塘路に宿をとってしまうと夜は車でしか行く手段がない。道中は街灯もないため恐ろしいが、車をとめヘッドライトを消した途端に満天の星空が!!

 (注2)
パイプ人・・茅沼に車をとめたら、鉄パイプを持った人が歩いていた。なんだったんだろう…

 (注3)
ナゾのドア・・普通、露天風呂は一度屋内の風呂から出て、扉を開けて外の風呂へ
行くでしょう。ここは違うんだ、浴槽は外までつながっていて、引き戸が浴槽の中に
あるんだな。不思議なことに扉の外側と内側で湯温が違うし、
そもそも扉は腐食しないのか?

(やはり現在は、浴槽の扉はなくなってしまっているそうな・・06年5月補足)

 (注4)
最近のユースは廃止傾向にあるそうだがとうろユースでは食後にミーティングと称した
お茶会をしている。参加は自由。明日どこ行こう〜なんて相談をする時間と思ってもらえばよい。ちなみにこの日は火球が見えた。青く燃えながら何秒くらい光っていたんだろう、
「あ、流れてる!」という声が起こってからもしばらく見えていた。

 (注5)
駅名表示を模したマグネット。ここ2年くらい見かけなかったのだが、
また見つけてしまった。大きい乗り換えのあるような駅や始発駅のキヨスクにある。
210円。私の職場のロッカーは今「知床斜里」。


塘路駅ホーム/ログハウス風の駅舎がちゃんとあります。
夜このホームに寝そべると星がキレイ。左手に見えるのが阿寒の山々。

すごく寒かった。阿寒岳で初冠雪。
飛行機を降りたとき、大半の客が薄着の中でセーターを来ている自分がステキだった…。Yさんとは2年半ほど前にオホーツク海沿いの某駅で知り合い、
翌年空港でばったり出会ってしまったりと何かと縁のある(?)駅員さん。
今回は偶然でもなんでもなく自ら乗り込んでいった。
「またきたの〜。彼氏が寂しがるよ〜」といつも言われる。

消印:遠矢

6:30起床。
6:55YH(ユース)を出て塘路湖へ。水かさが増えていて驚く。
岸にいきなりカヌーが着いている…砂浜はいずこへ?

9:00カヌーSTART、なんと(Pa)さん(注6)が船頭! 
やったね〜。
「タンチョウも3連休か?」なんてゆうてたけど2つがいも発見! 
カワセミも。アレキナイ川も水位高し。サケの死骸発見。

その後YHに戻り、一緒にカヌーしたWさんに
コッタロ第1〜第3展望台
(注7)に車でつれていってもらう。
昼はピルカ・トウロ
(注8)へ。順番待ちがあったので隣の郷土館を見て時間をつぶす。
電車が遅れるトラブルがあったが20分程度ですんだ。
大観望へ。とにかくいい天気。ただ日焼けが心配だ。

ビジターセンターにて  15:35 
9/22(土) 快晴 

(注6)
(Pa)さん、とはユースのとうさん。ここのユースは(Ma)さんことかあさんが表に出ることが多く、一時は幻のとうさんと言われたほど(?)遭遇できる確率は低い。
常連でも見かけたことがないという人もいるし、逆に運がいいといきなりお会いできる
場合もある。カヌーをすると遭遇率は高いかも。某関西球団のファンでもある。

(注7)
Wさんは前日に茅沼にも連れていっていただいた。この場を借りて感謝。
この方は道内YH対抗ソフトボール大会に出るためやってきたらしい。
コッタロは湿原の原始の姿が残っている貴重な場所。ここも車がないと行きづらい。
自転車でも行けそうだがダラ〜っとした上りが延々…イヤだなあ。

 (注8)
塘路湖畔にあるしゃれたレストラン。ランチが1200円?1500円だったか、おいしい。
デザートもオススメ。温かい食事は旅に彩りを添えてくれる。
晩、ヘルパーの小吉くんたちと塘路神社の秋祭りに向かうが大半が終わってしまった後であった。残念。小中学校の校庭でまた星空を眺める。
YHに戻った頃には霧が出てきてしまった。あ〜あ。昨日見られただけまだいいか〜。

 
♪♪♪


連日の大雨でどこもかしこも増水傾向にあったみたいだ。
アレキナイ(阿歴内)川は塘路湖から釧路川へ流れ込む支流。カヌーのルート。
大観望は塘路より2駅南の釧路湿原駅の近くにある。
観光バスもよくやって来る有名スポットだ。景色は確かによいが、人が多い。
ここにあるビジターセンターの2階のベランダはあまり人が来ないので、菓子を食べたり
手紙を書いたりといつものんびりさせてもらっている。


釧路川のカヌー下り/船の先が写っています。この日は波もなくおだやか。

とうろYH玄関にて/ペンション風です。中もしかり。
ロフト付5人部屋が基本です。
コッタロ湿原/天気・景色共に最高!

 

(消印:網走)

またしも早起きに失敗。道東の朝は早いわ。
駅前の展望台に上るときれいなくもの巣。キラキラしていた。
「お〜い」と言う声に振り向くと同宿のSさんともう一人。
「軟弱だから塘路湖まですら行けませんでした〜」(注9)とゆうたら 
「わはは〜」と笑われる。

駅に寄って温度計を見ると5度!
向こうもガスがかかってよく見えない。
朝、出発前に外の丸太のベンチでヘルパーのOちゃんと話をする。
北海道を愛する気持ちをぶつけあった(笑)。
YHでヘルパーとして働くってどんなことか、とかいろいろ。
かあさんに「語り合う後ろ姿がいいわねえ」と。

9:32の汽車で出発。
YHを見上げるとかあさん、小吉くんや同宿者がみんな手を振って
くれていた。またね。     

9月23日  摩周駅近辺


(注9)
冬は5時半に起きればなんとか日の出までに歩いて30分くらいの
サルボ展望台に行けるのだが、夏は日の出が早い早い。
6時に起きたらもう日があんなに上…。

 


早起きに失敗したため見ることができたくもの巣。芸術じゃないか。


Oさんと。この記念撮影用のプレートは何の形がわかります?
(A:標茶町。北海道じゃないぞ!)

とうろには毎年ナイスなヘルパーさん(スタッフ)がいらっしゃる。
去年お世話になったMさんも、私が行く寸前までいらっしゃったそうだが
「また旅の空の下でお会いしましょう」というメッセージをとうろYHの
ラクガキ帳に残して去って行ったあとであった。
Oちゃん(年上なんですが)もこの時、あと2・3日でとうろを去るというところだった。
彼女から後日いただいたイラストには「一旅万宝」の言葉が。

いつもは塘路を出た時点で旅は半分終わっているのだが、
今回は網走で待っていてくれる人がいるのでちょっとそわそわしていた。
野球関係のお友達が出迎えてくださるのである。なんとエキサイティングな。
いつもは「もう帰らないかんわ〜」とため息交じりに空港バスに乗るのだが、
今回は北海道話などで盛り上がり楽しいひとときであった。

彼女が空港でカレーを食べたいとのことだったので、空港で一緒にご飯を食する
(私はみそラーメン)。短い時間だったが、やはり見送っていただけるというのは嬉しい。

ナゴヤまでひとっとび、またこの暑さか…。
「ふるさとへ帰ってきました」とメモをつけてお土産を職場の新人さんに渡したら
「北海道の方だったんですね〜」と。
まあいいか。あってないけど、間違ってないし。


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