翌日。カヌーをする。

「どこまで漕ぐ?どこでもいいよ〜」

以前とは少しコース設定が変わったようで、二股で降りられるようなコースも。

前にザリガニを放しに行ったとき、滑って転びそうになったんでここはイヤ。

「折角だからロングコースがいいな〜」

と、コッタロから細岡までのコースを選択。

いつもは塘路湖からスタートするので、コッタロ発は初めて。

釧路川のもう少し上流から川に入ることになる。

あ。いきなりタンチョウだ。

とうさんと自然の事だけではなく、近況や野球(阪神)までいろいろ話をしながら

のんびり下ってゆく。やはり水が多い。
水位が高いので、いつもカヌー目線では見えない山が見えたり、普段入って行けない所に漕いで入っていけたりとなかなか面白かった。

普段、この木々の手前は陸地。

漕いで入って行く時にアタマに枝が当たる・・ここで休憩して紅茶とパウンドケーキを。

ちょうど、このカヌーの先端の当たりに普段は丸太のカヌーポートが露出しているはず。
右端の看板も浸かってしまっている。駐車スペースも危ういくらい増水していた。

その後塘路まで車で戻り、汽車で釧路市内に向かう。
かあさんに「行者にんにく採りもできるよ♪」と誘われたが、
2時間半のカヌーでほどよく疲れていたので、
昼食も兼ねて六花亭の喫茶室に行くことにしたのだ。


快速「しれとこ」(快速だけど1両)

記憶を頼りに「鶴が岱」「市民病院」方面のバスを探して乗り込む。
春採湖のほとりまで行けば、あとは自分の足でどうにでもなる。

今日は湖のビジターセンターには寄らず、わき目も振らず六花亭に。

あれ、ショッピングモールみたいなのができてるな。

こんな坂の上だから、もちろん景色はいい。

今日はアスパラのピザとコーヒー。ケーキは時間がないのでやめておく。
帰りの汽車を逃すとホントに帰れなくなるから・・

あと、もう一つの目的はポイントカードの交換。ポーチと風呂敷に換えてもらう。

お腹いっぱいで坂を下ってくると、いきなり踏切が閉まった!え〜、と思ったら間髪入れずに炭鉱列車が!

炭鉱列車を見るのは3回目なんだが、湖の反対にいる時や六花亭から見ただけで、目の前で踏切が閉まったのは初めて。

あまりに近すぎて、カメラで捉えきれていないのが良くわかる(笑)

 

どうも列車を見ると興奮してしまういけない癖。わははは。

バスの時間があるので、春採公園の入り口まで急ぐ

昨日と同じ時間の汽車で塘路へ。

塘路郵便局で北海道のキレイな切手をいろいろ購入(1年分?)
手紙を出すときに切手にもこだわりたいので、自分用のお土産である。
「エゾクロテン」がもう販売終了したらしく、好評だっただけに残念。

今晩は他にお客さんナシ。予想通りだ。

とうさんが夕飯を持ってきてくれる。「うちの連中、みんなどっか行ってしまってさあ」

あ。今日は58日でゴーヤの日。ここは北海道だけど。

夜はかあさんとたまってしまった「朝の集合写真」のアルバム作りをする。
GW中に知った顔がちらほら。ああ、ニアミスの人も!残念。

カードを切り抜いて、コメントなどを書いて差し込んでゆく。なかなか上出来。

自分が泊まっている時に、このアルバムにその場で今朝の写真が貼られることはまずないので貴重な経験である。
そしてすぐ印刷できる「とうろIT化」バンザイ。


プリンター君

今晩はあまり星が見えなかった。最終列車を見送る。寒い〜


2006年5月9日

両手持ち、何回目だろ・・

今日はもう帰宅する日だが、ユースの9周年企画で「湿原ご案内ツアー」をやっていて

リクエストコースを予約しておいたのだ。

他にお客さんもいないので、とうさんと相談して普段あまり行けない釧路湿原の西側に連れて行ってもらうことにした。
塘路からは車で鶴居村経由で西側に行きやすいが、
汽車を利用すると一旦釧路市内に出てバスに乗り換えないといけないので、どうも足が遠のいていた。

7年前に一度車で行ったきりである。

コッタロ第一展望台より。水の多さが良くわかる。過去の写真と比べると歴然。

今の季節は緑はちらほら、枯れた草木が大半を占めている。
私はこういう風景が好きなのでなんかとてもドキドキしてしまうのだ。
こんな所にぽつんといるんだ〜という変な孤独感というか、凄いところに来ちまったよという達成感というか、不思議な感覚。

こんな山菜のようなものは出ているが、花は群生の一部が咲きかけという状態。

温根内の木道を歩くのは初めて。所々にちゃんと鳥や植物の説明書きがあり親切。歩きやすい。
こんな季節でも我々以外に歩いている人がいた。

昔は軽便鉄道が走っていたそうだ。

下の写真を見ると、なんとなく線路の面影がある。

 

ビジターセンターは火曜定休のため入れず・・

運が悪いなあ〜

このアングルから湿原を見るのは本当に久しぶり。

東側のような「川の蛇行」は見えないが、湿原の広大さを感じられるのはこちら。

すぐそばにある「史跡北斗遺跡展示館」に立ち寄る。
とうさん曰く「いい施設だと思うんだけど、釧路湿原関連で一番人気のない施設」(笑)
車でしか行きにくいのも原因かも。

平日なので人もそうおらず、おかげで復元住居の中で上映されるスライドや展示をじっくり見られた。

とうさんもスライドを通しで見たのは初めてだそうで、お互い「なかなか面白かった」ということで意見が一致。

縄文時代の次は弥生時代・・というのが一般的だが、ここ釧路には擦文(さつもん)時代があったとう興味深いハナシ。
擦文土器にはワイングラスのような「足」があって、ちょっとしゃれている。

冷涼な気候なので、住居の作りも少し違ったようだ。

実際に屋外に復元された住居も見学コースに入っていたが、かなり広く今回は時間がないので展示館のみ。
ちなみに無料。

その後、やちぼうずの群生地などを窓越しに確認しながら市内へ向かう

「ご案内ツアー」はここまで。帰りは釧路空港解散でお願いしてあったので、そのまま直行。
昨日のカヌーの時にしていた話の続きや、最近の釧路の話題などなど。

にっこりと「また息抜きに来て下さい」と、とうさん。

ハイ。呼ばれんでも来ます。

いつも気楽にさせていただき感謝しているが、いつも客を減らしてしまいスミマセン。

少し前の地震で随分派手に天井などが壊れたようだが、

特に違和感のない状態に戻っていた。

 

一人の時はなかなか写真を頼めないので、しばしば鏡撮り。

HIROMIXがやってたのを参考に。


ダルビッシュ君、こんなに薄っぺらくなっちゃって・・



【追記】このHPにも何度か登場した、釧路湿原ガイドの水口先生がこの旅の2週間後に亡くなられた。
今回の旅の際は入院中だったため、ユースの母さんにお見舞いの手紙を託した。
ご本人に読んでもらうことが出来たようで、それが最後のやり取りになった。
始めの頃「風景」ばかり見ていた私に
「草花や動物を知ると湿原はもっとオモシロイ」ということを教えてくれた人。
とても残念で仕方ない。
もっと、教えて欲しかった。いろいろ。
ご冥福をお祈りいたします。


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