<2日目>
朝、9時からカヌーをする予定でいたが、雨が降っておりこの後もやむ気配がない。
かあさんと「どうしようねえ・・」と相談する。
今日は湿原ガイドツアーにして、明日の早朝カヌーにしてはどうか、という方向に。
今まで10回以上カヌーに乗っているが、早朝カヌーは一度もやったことがないから
起きられるかなあ、と不安に思いながらも、
「湿原だから雨でも雰囲気あっていいよね」
と、とうさんと二人で出発。
いつものように近況や野球の話などをしながら、
「シラルトロエトロって行ったことある?」
「ないですね〜」
この地域に何回行っても、まだ立ち寄っていない所が沢山ある。シラルトロエトロは
車がないと行きづらいし、案内がないと分かりづらいので未踏の地であった。
コッタロ第1展望台より(やや下の方から)
まずコッタロ湿原展望台(第3→第1)に寄って、タンチョウの姿をスコープで探す。
とうさんは小さな影も見逃さず、いつも「うわあ」と驚くような状態にして
フィールドスコープを見せてくれる。
やはり、水が多い。靄がかかって、夏の風景とはまるで違う場所のようだ。
その後、茅沼方面に向かいシラルトロエトロ湿原へ。
シラルトロエトロ湿原
コッタロ湿原も湿原の原風景に近いなあ、と思ったが、
こちらの方がさらに荒涼としており、釧路湿原らしい川の蛇行もある。
(コッタロやシラルトロエトロは釧路湿原の北の端に位置している)
いつも、こんな何もない風景が「自分の悩みなんてホント小さなものだなあ」
と思わせてくれるんだよな。
パークゴルフ場をタンチョウが普通に歩いている。よい町。
その後、ミズバショウの群落を見ようか、と達古武(たっこぶ)の木道に向かう。
雨はまだしとしと降り続いている。
起点(オートキャンプ場)から夢が丘分岐まで往復(約2キロ)歩く
雨の中のミズバショウは風情があってよい。
水滴も美しい。
整備された木道とはいえ、足元を気にしながら歩く。
ミズバショウ以外にもいろいろな植物が花をつけ始めており、とうさんも
いろいろ写真を撮っていた。
本州の5月とは全く違い、ここはまだやっと春が来たという感じ。
そういえば去年もミズバショウ以外にほとんど花らしい花は見なかった。
帰りに旧道の方へ桜(エゾヤマザクラ)が咲いていないか見に行ったが、
まだ何も咲いていなかった。残念。釧路で花見をしたことはまだない。
釧路気象台の標準木は日陰にあるため、日当りの良い所にある木が
開花宣言より先にどんどん咲き出すこともよくあるらしい。
元ホステラーさんとして7年くらい前にご一緒したこともあるご夫婦が
塘路に移住してパスタ屋さんを開いたとのことで、昼ごはんは
とうさんとかあさんと3人でそのお店に行くことに。
ご主人はカヌースタッフをなさっていたし、なんといっても
「自前の組み立て式カヌー」
を持ってきて、ユースの前でカンカンと組み立てて奥さんと2人で
漕ぎ出していったので強烈な印象が残っていたのである(笑)
お客さんが多い時期だったので、向こうは私を覚えていないと思うが・・
お店に入ると、お二人は全然変わっておらず
あったかい雰囲気で出迎えてくださった。
まだ開店して数日ということもあり、
とうさんとお二人は食材の仕入れとか、ユース宿泊者の割引なども打ち合わせていた。
チャイニーズ風の青菜と豚肉のパスタをいただいた。
かあさんはイカ墨。とうさんは??なんだったっけ。
3人で少しずつ取り分けた。どれもおいしい。
(夢中で食べたため写真なし)
話を聞くと3人お子さんがいらっしゃるとか!!
7年前にお会いした時は、お二人で旅行していると聞いていたので、月日の
流れの早さを感じた・・
夢を実現する(=北海道移住)って大変だけど、素敵なことだ。
これからも頑張ってほしいので、知り合いに宣伝します、と約束して
お店を後にした。
★ Pasta&Coffee Prezzemolo(プレッツェモーロ) 塘路駅そば391号沿い
午後は釧路市内に出て、六花亭喫茶室に行くつもりでいた。
かあさんが釧路市内に用事があるということで、良かったら乗せて行くよとのこと。
有難くお言葉に甘えて、春採湖のほとりで降ろしていただく。
炭鉱列車の踏切を渡り、急坂の近道を上って六花亭へ。

六花亭の「ケーキ」。食べたことある?
六花亭は気軽な「おやつ屋さん」なので、ケーキもお手頃価格。
「ケーキなんてあるの?」とよく言われるが、バターサンドだけが六花亭ではない。
サクサクパイとか、「帯広の森(チーズケーキ)」とか・・
喫茶室だからこそ楽しめるので、また来たくなる。
〜そういえば、「マルセイバタ」を買ってきて欲しいという
ツウなオファーを一度だけ受けたことがある。
バターサンドに使われている「マルセイバタ」も売っているのだ。
(料理やお菓子に使う何も入っていない普通の固形の四角いバターである)
朝、あんなに降っていた雨はすっかりやんだが、霧の町だけあって
こんな天気になった。
下校時間と重なって満員になったバスに乗り込んで駅に向かう。
奥の方から、こんな声が・・
「オマエは日ハムで例えるなら飯山だ・・」
「(一同爆笑)」
混んでいたので、相手がどんな様子の子か全く分からなくて残念だ。
飯山って。どんな例えなんだ・・稲田や工藤じゃダメなのか(笑)
北海道に確かに浸透しつつあるファイターズ(?)。
明日はゴーヤ(5/8)の日。行者にんにく付き。
やはり今晩は他にお客さんはなく、一人。
かあさんが「今日は一緒にBSでシートン動物記を見ようと思っていた」と。
今回はオオカミの話。
つい引き込まれて、二人でじっと見入ってしまう。
シートンの観察力の鋭さが興味深かったし、忠実に映像化しているすごさも
感じられるいい番組だった。
その後、アルバムに写真を貼る作業を少し手伝う。
連休にみんな来るんだね・・当たり前か。連休だもん。
続く→
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